日本電産会長永守重信はコロナにも負けない伝説の経営者!経歴や名言、経営手法を調査!

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経営者

伝説の経営者と呼ばれる日本電産株式会社会長の永守重信さんが
7月23日放送の「カンブリア宮殿」に出演されます!

コロナで国内外の経済が大打撃を受けているにもかかわらず、
ピンチをチャンスとしてとらえ、前向きな経営を行っている永守さんですが、
いったいどのような人物なのでしょうか。

また、このコロナ禍のときだけでなく、50年にも及ぶ経営者人生の中でも
いくつもピンチをチャンスとしてとらえ、
切り抜けてきたその経営手法とは?

気になったので調べてみました。

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永守重信さんの経歴とは?

永守重信

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00243/?SS=imgview&FD=-1141009464

1944年8月28日生まれ。京都府日向市出身。75歳。
6人兄弟の末っ子。
有名な『フォーブス』誌によると2018年3月時点の総資産は5760億円で、

日本長者番付で6位となっています。

また、長男の永守貴樹さんは、レック株式会社代表取締役社長。
次男永守知博さんは、エルステッドインターナショナルの代表取締役社長、と
ご自身のお子さんにもその経営手腕や哲学を受け継がせているようですね。

 

1963年に京都市洛陽工業高等学校を卒業後、
職業訓練大学校電気科を首席で卒業しました。
首席なんてなかなか取れないですから、すごいことですよね。

音響機器制作会社ティアックに就職後、

同社子会社である山科精器取締役に就きます。

その後、1973年7月、28歳で日本電産を創業しました。
創業当時は、永守さんを含めて3人での創業でしたが、

2014年10月には日本電産代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)に就任し、
同社を日本を代表する小型モーター製造会社に育てあげました。

日本電産はモーター事業において、

世界トップ・シェアの業績を誇る世界的な大企業となっています。

日本だけでなく世界でもトップのシェアを持つ会社になるなんて、
創業当時、永守さん以外は誰も思わなかったでしょうね。

 

2014年1月、日本経済新聞社が実施した

「平成の名経営者ランキング」において第1位となるほど、
その経営手腕は高く評価されました。

 

2014年6月には、あのソフトバンクグループ社外取締役に就任(2017年9月に退任)
同年11月17日に発刊された『日経ビジネス』誌において発表された

「社長が選ぶベスト社長」ランキングにおいて第1位を獲得。

他の企業の社長が永守さんを社長の中の社長として認めたとは、
本当にすごいことですよね。

2014年12月、永守財団を設立します。

2018年3月には京都学園大学理事長に就任して、
あとに続く後輩たちの教育を支えています。

また、2018年8月には、郷里の向日市へ市民会館を新築して寄付することを

表明しました。
その市民会館は、「永守重信市民会館」とされ、工費は約32億円もかかる、

というから驚きですね。

一企業の経営者だけではなく社会貢献にも力を入れるようになって
現在に至っています。


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永守さんはどんな経営をする経営者なの?

永守さんは、世の中の社長に認められた、社長として、
伝説の経営者とされていますが、一体どんな経営をしていたのかというと、
「情熱、熱意、執念」「知的ハードワーキング」

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」の三つを経営哲学を基に
経営を行ってきました

また、日本電産創業時に「同族会社にしない」「下請けはやらない」

「世界に君臨する企業を目指す」という経営理念を掲げ
それを実践してきたようです。


創業当時から、下請けをやらない、ということを理念として掲げるとは、
やはり、最初から日本電産をトップ企業として育て上げよう、という気持ちがあったことがわかりますね。
創業当時からこの理念はなかなか掲げられるものではありません。

 

日本電産グループ内には、3Q6Sを行う組織を作っています。
6Sは製造業でよく使われる5Sに「作法」を加えたものであり、
3QはQuality Worker/Company/Productsの意味です。

そして、優秀な技術を持つが経営不振に陥った企業を次々買収し、

子会社化して再建させることで、
グループを大きくしていきました。

 

さらに、個人で筆頭株主となり、会長にも就任して

、経営不振に陥った企業の再建を行うという
まさに傾きかけた企業を救う救世主のような人なのですね。


インタビューなどでは「仕事が一番楽しい」と答える永守さん。
1日16時間(余暇と睡眠で合計8時間のみ)、
年間365日、元日の午前を除いて働くといいます。
すさまじいほどの仕事の鬼ですね。

休みたいなら辞めれば良い」という名言を残すほど。
これはそこで働く社員はなかなか大変そうです。

そしてこのことは、
他人の2倍働いて成功しないことはない、倍働け
絶対に楽してもうけたらあかん」といった、母親からの教えを再現しているんですね。

ただ、その後M&Aで傘下に収めるなどした海外企業での見聞を通じて、
生産性を重視する方向へ考え方を変えました。
2016年には将来の残業ゼロを目指すことを宣言するほど、

効率化に向けた動きをとっています。

以前の考え方に固執することなく、

柔軟にその考えを変えることができるのは、
大きな強みですよね。

 

柔軟と言えば、永守さんの名言に、
私は「一番以外はビリだ」と思って生きてきました。二番でもいいなんていう考え方は駄目です。それから、異端者を評価しない会社も問題です。ちょっと変わった人間が世の中にないものを生み出している。
というものがありますが、異端者を評価しない会社が問題である、

という認識は従来の日本の会社組織にはない考え方かもしれませんね。


ただ、日本電産の売上高・利益を成長させる戦略自体には

変わりはないようで、
2015年に発表した中期戦略目標(Vision 2020)では売上高を2兆円

増やすことを盛り込んだり、
2017年の記者会見では「2030年度に連結売上高10兆円」という、

とてつもない構想を語っています。

きっとこの目標もクリアされることになるのでしょうね。

 

まとめ

今回は日本電産会長の永守重信さんについて
調査してきましたがいかがだったでしょうか。

かなり熱い想いをもった経営者だということがわかりました。

永守さんは、
「ノー」の連発からは何も生まれない。

「すぐやる」「必ずやる」「出来るまでやる」という、
常に前向きな姿勢を持ってこそ、すばらしい成果が待っている
と言われているとおり、常に前向きな姿勢をもっているからこそ、
他者にも厳しいけど、自分にも厳しい。


やはりそれくらいの気概を持っていないと

伝説の経営者にはなれないんでしょうね。


これからもまだまだ会社を大きくされていくことでしょう。

今後の活躍に期待ですね!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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