スポンサーリンク
三浦雄一郎さんは、
青森県青森市出身の86歳のスキーヤーであり、登山家であり、冒険家です。
86歳になってまで現役冒険家って、
スゴイですよね・・・。
そんな三浦さんって一体どんな人なのでしょうか?
三浦雄一郎さんのこれまでの軌跡
今では「冒険家」なんて呼ばれてる三浦さんは、
子供の頃は身体の弱い子だったそうです。
想像がつきません・・・。
小学2年生の頃に初めてスキーに触れた三浦さんは、
それから頭角をメキメキと現します。
大会に出て良い成績を残し、
成長してからは、
スキーができるからという理由で
北海道大学獣医学部を進路として目指しました。
入学試験の直前にもう来れないかもしれないからと、
スキーをしてしまうほどのスキー好き。
そんなことをしていても無事に入学してしまうのだから大したものです。
そして大学在学中に学長秘書をしていた
アルペンスキー選手の奥様と出会います。
その後もスキーを続けつつ、
大学院まで進学後、
アメリカ留学を目指しましたが、
肺の病気にかかり断念。
数年間は北海道大学獣医学部の助手として
勤務しつつ、国内のスキー大会に
出場します。
スキー大会では活躍するも、
主催者側ともめ、
アマチュア資格を剥奪されてしまいます。
その後スキー学校を創設し、
当時アメリカで始まったばかりの
スキーのプロ大会に参戦、
好成績を残しました。
アマチュア資格を剥奪した当時の運営は
悔しがったでしょうね。
その頃から、富士山、エベレストなど
高山からの滑降をし始め、
最終的には世界七大陸の最高峰からの
滑降を達成しました。
これは本当にすごいことですよね。
少しの判断ミスでも、
命を落とす危険性が高いのに、
それを最高峰と呼ばれる山から
直滑降で降りてくるのだから、
高い技術と勇気、
そして、ものすごく強い精神力を持っていますよね。
高い精神力を持って挑んで、すり減らし続けたせいか、七大大陸最高峰滑降を達成した後は、目標を見失い、
自堕落な日々を過ごす。
太って、少しの運動でも息が上がるほど
身体がなまってしまいます。
それでも99歳でもなお、
現役として活躍する父や
オリンピックに出場した次男の姿を見て
一念発起。
体を鍛え直し、
70歳でエベレスト登頂の
偉業を達成し、ギネスブックにも載ることとなりました。
同時に次男との親子2代エベレスト登頂も
達成することになります。
その後、75歳で2度目、
80歳で3度目のエベレスト登頂を達成します。
普通に登頂するだけでもすごいのに、この年齢でさらに2度も登頂するとは、
まさに鉄人ですね。
3度目の時には、さすがに下山で体調を崩してヘリコプターで降りてきたようですが、
それが通常といえば通常ですよね。
2019年1月、86歳になった今でも、
南米最高峰アコンカグア登頂に
挑戦するという、
驚くべき体力と精神力の持ち主です。
残念ながらこの挑戦は成功はしなかったが、
その闘志あふれる姿で
たくさんの人に感動や強い影響を
与え続けています。
スポンサーリンク
三浦さんを支える家族ってどんな人達?
こんなタフな三浦雄一郎さんですが、
周りで支える家族はどんな人達なのでしょうか?
奥様は朋子さんという方で、
雄一郎さんとは、大学のときに知り合ったようです。
元々アルペンスキーの選手だったようですので、
スキーヤーの雄一郎さんとは意気投合するのも
早かったのではないでしょうか。
学生結婚をされてからは、
日々雄一郎さんの挑戦をサポートされてきたのでしょうね。
雄一郎さんにはお子様が3人いらっしゃいます。
長男は雄大さんという方です。
この方もスキーをやられるそうですが、
プロというわけではなく、
いつもは大手通信会社のKDDIに勤められているようですね。
雄一郎さんが登山や冒険に出かけるときは、
チームの「通信」部門を担ってサポートに入るようです。
次男は豪太さんです。
豪太さんは長野オリンピックなどへの
出場経験もあるスキーヤーです。
現在は登山家としても活躍されていますが、
世界選手権やオリンピックの解説者としても
活動しているようです。
この豪太さんは、雄一郎さんとともにエベレスト登頂を成功させ、
親子2代でのエベレスト登頂を実現した人です。
最後は長女の恵美理さんです。
恵美理さんは、ミウラ・ドルフィンズという会社の代表取締役で、
雄一郎さんの登山や冒険をサポートされています。
雄一郎さんの活動資金などを集めることを担当されています。
こうしてみてくると、
ご家族の皆さんで雄一郎さんをサポートしているのがわかります。
家族がまさに一つのチーム一丸となって、
父親をサポートする。
雄一郎さんにとってはまさに父親冥利につきますね。
仲の良いご家族で素晴らしいです!
ちなみに、
雄一郎さんのお父様もかなりスゴイ人物です。
三浦敬三さんといって、
プロスキーヤーとして活動された方でした。
101歳で残念ながら逝去されていますが、
それまでには・・・
70歳でヒマラヤ、77歳でキリマンジャロをスキー滑走し、
88歳でアルプス・オートルートを完全縦走、
99歳でモンブランヤマ系のヴァレンブランシュ氷河というところの
スキー滑降を成功させました。
99歳ですごすぎますね・・・。
内閣総理大臣表彰も受章されています。
まとめ
今でも現役の三浦雄一郎さんについて
調べてきましたがいかがだったでしょうか?
雄一郎さんご本人ももちろんすごい方ですが、
その周りでサポートされているご家族も素晴らしい方たちでしたね。
この方たちのサポートがあってこそ、
雄一郎さんも生涯現役で登山や冒険をすることができているのでしょう。
これからもきっと、いろいろな冒険をして
私たちに勇気を与えてくれることでしょう!
スポンサーリンク