3月24日の「情熱大陸」で
救急救命医の山上浩医師が出演されます!
山上医師は、湘南鎌倉総合病院の救命救急センター(ER)を率いていますが、
一体他の救急救命医と何が違うのでしょうか?
また、過酷な仕事をしているけど、ご家族はいるの?
山上医師の経歴や注目されるポイント、
ご家族などについて調べてみました。
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山上医師の経歴は?
1979年福井県生まれで現在40歳。
趣味は山登りやランニングなど。
福井大学医学部で、自身が不正脈を患ったことから、
当初循環器内科を目指していたそうで、
大学卒業後には内科医として勤務するようになりました。
しかし、当直勤務中に内科医としてでは、
対応できる場面が他の医師と比べて対応できるシーンが
限られていることを実感します。
このことから、内科医から救急医に転向したそうです。
自分で患者さんに対応できる場面が少ないからと、
厳しい場面がたくさんある救急医に転向するなんて
中々出来ないことですよね。
救急救命センターを利用する患者さんにとってみたら、
とても心強くはあるのですが。
2013年に湘南鎌倉総合病院救急総合診療科部長に就任します。
そして2018年に、救命救急センターの部長に就任することになり、
現在に至ります。
救急救命センターでは、日本一!
山上医師が率いる湘南鎌倉救命救急センターは、
なんと受け入れ患者数が日本一を誇っています!
救命救急では、患者さんがとても多かったり、
対応できる医師がいなかったり、ベッドの数が足りなかったりで、
救急にもかかわらず受け入れ要請を拒否せざるを得ない状況から、
受け入れ先が決まらない、いわゆる「たらい回し」が
しばしば起きることが問題になっていますよね。
実際にたらい回しが原因で、治療が遅れたなんていう
悲しいニュースもしばしば見かけます。
テレビドラマなどでも、これを取り上げられることが
多くよく見るシーンですね。
それだけこのたらい回し問題はよく起こっていることだと言えます。
患者さんにとっては、体調急変して、救急車呼んで、
やっと来てくれた救急車に乗り込んだはいいけど、
全然、肝心の病院に着かない。
どうしたのかと思ったら、自分を受け入れてくれる
病院探しが行われている・・・。
そんな状況に直面したら、本当に辛いし悲しいですよね。
せっかく助かった!と思ったのに、どうすりゃいいんだ、と。
もちろん、こんな状況は、病院や救急救命士の方が全部悪い!
ってことではありません。
たらい回しの最大の理由は病院側の受け入れ体制が整っていないこと。
たしかに体制が整っていなければ、
いくら頑張っても受け入れることはできないし、
仮に無理して受け入れて、対応ができなくなってしまったら、
逆に患者さんにとっても良くありませんよね。
通常だと、受け入れが難しいときには、
拒否をすることが一般的ですが、
湘南鎌倉救命救急センターはこの点が違います。
山上医師のポリシーに、
「絶対断らない」
「運ばれてきた患者は100%受け入れる」
というものがあります。
このポリシーの下、新生児から高齢者まで、
誰が来ても受け入れるという、
ギリギリの体制を敷いているのです。
もちろん、これは山上医師のポリシーだけでは、
実現できるものではないですよね。
周りにいるスタッフも、
山上医師のポリシーに共鳴しているからこそ、
このようなことができているのだと思います。
センターには、医師が20人と専属救命士が4人いて、
それぞれの役割を全うしています。
通常救命救急センターには男性スタッフが多いようですが、
湘南鎌倉救命救急センターでは、女性スタッフも6名在籍。
これは、山上医師の「救命救急に男女の能力の差はない」
という考えがあるからこそ。
病院のほうも、病室や処置室のやりくり、
各所との連携を密にして、
病院全体で一つのチームを作り上げているのです。
これは本当に素晴らしい!
病院内でいがみ合い、横のつながりが薄い病院も、
ドラマだけではなく現実にあるのに、
湘南鎌倉救命救急センターはそんな残念な病院とは
一線を画しています。
だからこそ、「受入数日本一」を誇れるのですね。
このような病院が近くにあったら、万が一のことがあったとき、
本当に安心ができます。
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山上医師のご家族って・・・
救命救急は、365日休みなく、
患者さんのために走り続けているので、
そこで働く医師の方々も、
本当に大変な生活をしていると思います。
山上医師も、センターを率いて、
通常業務だったり、後進の教育だったり
超多忙な日々を過ごしていらっしゃるでしょう。
そんな山上医師を支えるご家族って
どんな人たちなんでしょうか。
山上医師には、奥さんと2人の娘さんがいらっしゃるようです。
一般の方なので、ご家族についての詳細は
もちろん公開されてはいませんでした。
多忙な夫、または父親のことをどんな風に思っているのか、
気になるところでしたが、残念ですね。
ただ、
「どんなに忙しくても、自分の時間や家族の時間を確保することが大事」
という山上医師だからこそ、
仲の良いご家族となっていることでしょう。
ご家族の支えがあってこそ、激務を乗り越えられる、
ということもありますよね。
まとめ
運ばれた患者は絶対に断らない、という強い、強い意思を持っている
山上医師について調査してきましたがいかがだったでしょうか。
患者になりうる私たちにとってこんな風な医師が身近にいたら、
とても安心ですよね。
でも、受け入れ100%を続けるには相当なご苦労があると思います。
激務だから、ご健康も心配です。
これからも、お体に気を付けて、
患者さんのために活動してくれると嬉しいですね!
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