今一番気になること

木村正彦が盆栽の神様と呼ばれるまでの経歴と作品!家族や弟子についても!

盆栽の神様」という異名を持つ、
盆栽作家の木村正彦さんという方がいらっしゃいます。
 
木村さんは「盆栽の魔術師」や
盆栽の錬金術師」などとも呼ばれ、
その芸術的な作品は、
日本だけでなく海外で絶賛されています。
 
そんな作品を作れる木村さんとは
一体どんな人?
経歴は?
家族はいるの?
 
などなど、いろいろ気になりましたので
リサーチしてみました。
 

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木村正彦さんの経歴は・・・

https://saitamapr.exblog.jp/29823040/

木村正彦さんは、1940年3月31日生まれの今年79歳。
埼玉県さいたま市大宮の出身です。
 
お歳は79歳ですが、
今でも現役の盆栽作家で、
ご自身の作品を作ったり
弟子の指導にあたっています!
 
 
木村正彦さんと盆栽との出合いは
子どもの頃、15歳でした。
 
 
木村さんは、もともとさいたま市の盆栽村と呼ばれる、
大宮盆栽村(さいたま市北区盆栽町)で生まれました。
 
この大宮盆栽村は、埼玉県さいたま市北区にある盆栽業者が、
集団移住して形成された村で、
日本以外の海外の盆栽愛好家にも知られています。
 
そのような故郷に生まれた木村正彦さんですので、
「盆栽」を職業にして暮らすということが
身近だったのでしょうね。
 
 
ただ、お父さんがいらっしゃったのですが、
若くしてお亡くなりになっており、
そこからお母さんが子どもを養うために
身を粉にして働かれたそうです。
 
でも、そんなに働いても、報酬は少なく、
結局中学校から高校へは進学できませんでした。
 
そこで手先が器用と知っていたお母さんが、
正彦さんに盆栽をするようアドバイスしています。
 
そして1955年、15歳の時に日本で最初の盆栽園である、
藤樹園の浜野さんに弟子入り
1966年までの11年間浜野さんの元で
盆栽についての知識や技術を磨いてきました。
 
26歳になった木村正彦さんは、
独立をはたし
現在も盆栽作家としてご自身の作品をつくり、
また、弟子を取って後進を指導されたりして、
活躍されています。
 
 

木村正彦さんの作品について

木村さんの作品は、とても芸術的な作品です。
 
そして、既成概念を壊して、
新しい手法を取り入れることに
全く躊躇が無いのですね。
 
たとえば、盆栽の作品というと、
一人の職人が作る作品もありますが、
複数の職人が何世代もかけてシンプルな
剪定ばさみなどの道具を使い
作り上げる作品というのもあるそうです。
 
でも、木村正彦さんは、
剪定ばさみのようなシンプルな道具だけでなく
現代的な電動工具をうまく利用して
一人で樹の形を変えて作り上げていく作風です。
 
この点から言っても、
今までの方法のみを良しとせずに
新しい手法をうまく取り入れていけるのですね。
 
だから、これまでにない素晴らしい作品が生まれやすく、
国外の方からも注目を集めるほどになっているのです。
 
 
大胆に気の形を変えたり、
繊細な動きを出してみたり、
わかりやすい作品が多いので
見る人のウケは良いですが、
昔ながらの作風にこだわる人からは
木村正彦さんは「異端児」扱いされることも
あったそうですよ。
 
 
ただ、今では、その作品が国内外から高い評価を
得ることととなり、
時代が木村正彦さんに追い付いてきた、ということが
できるのでしょう。
 

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木村正彦さんはドラゴンを作った!

https://ja-jp.facebook.com/SaitamaTIB/photos/%E7%9C%9F%E6%9F%8F%E7%99%BB%E9%BE%8D%E3%81%AE%E8%88%9E%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%AD%A3%E5%BD%A6%E6%B0%8F/1672654689505081/

 
木村正彦さんが作られた作品は多数ありますが、
中でも、木村正彦さんのお名前を世に知らしめた改作、
ドラゴンと呼ばれる「登龍の舞」は内閣総理大臣賞を受賞した
素晴らしい作品です。
 
白く残った幹は骨のように見えることから、
「仏の骨」を意味する「舎利」と呼ばれていますが、
この舎利がまるで龍のように見えます。
 
硫黄を混ぜた液体を塗ることでこの舎利を長持ちさせ
気が腐るのを防ぎ虫から気を守ってくれます。
 
そして、茶色い部分は生きている幹で「水吸い」と呼ばれます。
 
この枯れている部分の舎利と生きている部分の水吸いを
はっきりと分けて使うことにより、
複雑に絡み合わせることにより
生と死を絡み合わせて独特な風格を醸し出しています。
 
 
盆栽は素人で、しかも芸術的なセンスもほとんどない私でも、
この作品を見ると圧倒されますね。
 
それだけわかりやすくシンプルなのに、
人を感動させる力を持っている作品だと思います!
 
 
 

木村正彦さんの家族は?

木村正彦さんは世界的に有名とはいえ一般の方だから、
ご家族のことについては、具体的な情報はありませんでした。
 
ただ、木村正彦さんのお父さんについては、
発明家として有名な方だったそうです。
 
木村正彦さんが11歳になるときに、
亡くなられたそうですが、
その新しいモノや価値を作り出すお父さんは、
木村正彦さんには多大な影響を与えたのでしょうね。
 
だからこそ、盆栽について、
他の人に真似できないような斬新な方法で
新しいものを作り上げていけるのでしょうね。
 
 
木村正彦さんのお母さんは、
お父さんが亡くなった後に、
正彦さんなど子どもを育てるために、
身を粉にして働きだしたようですが、
正彦さんを進学させてあげられることができなかったようです。
 
それでも、手先の器用な正彦さんを
盆栽の世界と結び合わせたりしています。
 
忙しくされていたとはいえ、
しっかりと自分の子どもの長所を見抜き、
それを発展させることできるとは、
素晴らしいお母さんですよね。
 
頭が下がります。
 
 
 
 

木村正彦さんのお弟子さんは?

木村正彦さんのもとには、
その素晴らしい知識や技術を学びたいと
世界中から人が集まってきます。
 
 
木村さんはそういった弟子希望の人に
ビシバシと指導をされているそうです。
 
その指導は、盆栽に関する技術的な部分もさることながら、
礼儀なども含めた人間を育て上げる感じなのでしょうね。
 
修業は6年間にも及ぶ中々難しいものだと思いますが、
この修行をやり切ったお弟子さんは、
木村正彦さんと同じように世界に注目されるようになっています。
 
 
 

まとめ

盆栽界の巨匠であり、「盆栽の神様」とも呼ばれる
木村正彦さんについてリサーチしてきましたが、
いかだだったでしょうか。
 
お父さん譲りの新しいものをうまく利用する力で
古くからの常識を良い意味でぶち壊すことができたため、
このよう国内外から高い評価を
得られるまでになったのでしょうね。
 
これからも、私たちを感動させる素晴らしい盆栽を
発表していってほしいですね!
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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