2020年9月1日のフジテレビ「セブンルール」に
二村知子(ふたむら ともこ)さんが出演されます!
二村さんはあの厳しいといわれる井村コーチに師事してた
元シンクロ日本代表選手だったようですが、
ホントなんでしょうか?
しかもこの書店、大手の書店を抑えて
何度も日本一本を売っている本屋さんということで、
店主の二村さんはいったいどんな経営されているんでしょうか?
いろいろと気になったので、調査してみました。
スポンサーリンク
二村知子さんの経歴とは
1960年生まれの今年で60歳の方ですね。
一般の方なのであまり情報が無いですが、
井村雅代コーチ(当時)に師事し、
シンクロナイズドスイミングを始めたようです。
そして、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位!
日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位!!
スゴイ経歴ですね。
ホントに日本代表としてシンクロ界をリードされてきた方でした。
そして、現役引退後、お父さんが経営される隆祥館書店に入社しました。
シンクロ日本代表から書店店主へ。かなりの異色な経歴です。
この書店は、お父さんの代から続く書店で創業71年の歴史があります。
2011年から「作家と読者の集い」と称して
作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催し、
知らされていない真実を追求する場として注目されています。
このトークイベントはお客さんからはもちろんのこと、
作家さんからもかなり好評を得ているようで、
今では作家さんから出演を「逆オファー」されるとのことですので、
本当に素晴らしいものだということが分かりますね。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、
温かい社会を目指されています。
二村さんは、 「あの社員はなぜNo1なのか?」という本で取り上げられ、AERAの現代の肖像に掲載されたようです。
二村さんは作家さんから大人気!
二村さんは作家さんから人気を集める店主さんです。
なぜ二村さんはこんなにも人気があるかというと、
ほれ込んだ本を徹底的に読み込み、
作家さんとその本について深いところまで話し合えるように準備してから
トークイベントを開催しているからなんです。
通常の書店のイベントだと、
ただ、場所を提供しているだけ、という書店が多いのですが、
二村さんは全く違うんですね。
これは、作家さんにとってみたら、
本当に嬉しいことですよね。
しかも作家さんに対して、その読み込んだ内容でトークすることで、
イベントに来たお客さんも、中身の濃い話が聞ける。
まさに一石二鳥にも三鳥にもなるんです。
これは作家さんからイベントに出たい、っていう
「逆オファー」が来るのも当然といえば当然ですよね。
自分の書いた本について、深いところまで話ができて、
その本について興味のあるお客さんにも濃密な時間が提供できる。
本当に素晴らしい時間ですね。
でも、二村さんが良く言われるのが、
「読込過ぎてその本のことを全て語ってしまうくらいしゃべってしまうこと」だそうです笑
それだけ熱が入っちゃう、ということなんでしょうね。
二村さんが話してくれるから本を読まなくていいんじゃないか、
っていうくらいだから、
それはちょっと控えてほしいかもしれないですね笑笑
気になる隆祥館書店とは?
大阪市中央区安堂寺町にある、創業71年の老舗書店です。
13坪という広さで、どちらかというと販売面積は広くはありませんが、
「 佐治敬三と開高健 最強のふたり」など、八重洲ブックセンターや
紀伊国屋書店の新宿店などの大型書店を超える売り上げ本も出ています。
今旬な本を扱うだけではなく、
子ども向けの本も充実しています。
絵本や図鑑も豊富で、
子供向けのイベントも多く開催。
知子さんは、幼いころにこの隆祥館書店を訪れていた子どもたちが、
大人になってふとした時にまた再会したら、
おすすめした本が何かの役になっていることが分かるときなどは、
すごく嬉しい、と言われていました。
確かにこれは嬉しいですよね。
自分で薦めた本が人の人生の糧になっている。
これは書店主の醍醐味かもしれませんね。
スポンサーリンク
隆祥館書店と大書店との闘い!
これはもちろん、二村知子さんのおかげ、ということもあるんですが、
二村さんの父で5年前に亡くなった善明さんも、
この書店店主として成果を上げられました。
例えば、「返品同日入帳」と呼ばれる問題に取り組んだんだそうです。
これは、小さな書店は、取次へ返品した際に受け取る返金に、
大書店と比べて不公平なタイムラグが生じていたという問題。
隆祥館書店のような「まちの本屋」にとって死活問題だったそうですね。
この問題について、大手取次に対し取引条件の改善を求め、
一定の成果をあげました。
知子さんにも出版業界特有の問題が立ちはだかります。
「ランク配本」といって、本屋さんの規模で、
大きさで(入荷する数が)決められてしまうという問題。
これは、隆祥館も例外ではなく、新書4百冊も売っても、
その文庫本が一冊も入荷できない、っていうこともあったそうです。
本の流通というのは少し特殊で取次と呼ばれる問屋さんが
本屋さんで売る本を選び、
本屋さんに委託販売するというシステム。
なので、本屋さんが売る本を自由に選べるわけじゃないんですね。
このシステムは知らなかったです。
本屋さんって独自に仕入れているものだとばかり思ってました。
以前の大量消費の時代には一律の基準で配送数が決まるっていうのは
適していたようですが、今の時代には合わない。
そこで、知子さんは本屋さん毎に仕入れを行うシステムが作られている
ドイツまでその仕組みを勉強しに行かれました。
そして、日本のシステムも改革するように提唱をしているそうです。
驚くべきパワーと行動力。
これは師匠の井村コーチから学んだことのようですが、
その困難に立ち向かうすさまじい根性で、
この小さな本屋さんが日本の出版業界を変えていくことでしょうね。
まとめ
今回は、元シンクロ日本代表で、
日本一本を売れる隆祥館書店店主の二村知子さんを
調査してきましたがいかがだったでしょうか。
まちの本屋さんであるにもかかわらず、
大書店にも負けないところは、本当にすごいですね。
これからも人の人生に関わる本を
どんどん世に出してもらって、
出版業界にも改革を進めていってほしいですね。
9月1日のセブンルールでは、
そのあたりのところもお話されるかもしれません。
楽しみですね!
今後の活躍に期待しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク