2020年6月14日、TBS系「情熱大陸」に、
世界的に有名なクライマー兼山岳カメラマンの平出和也さんが
出演されます!
平出さんは、これまで数々の山に登り、
山岳カメラマンとしても活躍しておられますが、
どんな経歴の持ち主で、現在ご家族などはいらっしゃるのか?
収入は?など気になったので調べてみました。
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平出和也さんの経歴は?
https://mainichi.jp/articles/20200612/org/00m/200/002000c
平出さんは1979年5月25日生まれの長野県出身です。
今年で41歳。
小中学校では剣道をやっていて、長野県3位になるほどの腕前でした。
高校は、東海大学第三高等学校に入学。
剣道をやると思いきや、陸上部に所属して競歩の選手となっています。
全国大会で6位入賞していますので、
身体能力はかなり高いですね。
練習で赤岳といった日本の山を走っていたようです。
1998年に東海大学に進学しています。
大学1、2年の頃は陸上部に所属し、日本選手権10位となりますが、
3年生のころから、陸上部ではなく山岳部に所属しました。
ここが平出さんの登山家としての出発点となります。
そして2年後にはヒマラヤ遠征に加わりました。
登山を本格的に始めてから2年でヒマラヤですからね。
すごいです。
平出さんは、
少人数で、荷物を軽量化し、機材を極力減らし
自分の力を頼りにスピーディ山を登る、「アルパインスタイル」という
登山スタイルです。
少人数ゆえ、機動力が増し雪崩などに合う確率も低くなり、
かつ資金的にも通常の多人数での登山スタイルよりも低いことが挙げれられ、
メリットしかないように見えますが、
実はデメリットもあります。
それは判断を誤ると、装備も少ないため、事故に遭い、
取り返しがつかなくなるってこと。
この点は気を付けないといけないところですが、
今でもこの 未踏峰・未踏ルートにこだわり、
世界が驚く数々の新ルートを制覇してきたトップクライマーとしての
実力と経験は本物です。
今もさらに 標高8611m、世界第二の高さを誇る「K2」の未踏ルートに挑戦しようとしています。
この高さこそエベレストよりも低いものの、厳しい気候条件や雪崩、滑落の危険性から世界で最も登るのが難しいんです。
遭難者が極めて多いことから”非情の山”とも呼ばれているこの「K2」に、
さらに誰も登ったことのない新たな未踏ルートで登り切るという
過酷すぎる挑戦を、”これからの人生をかける挑戦“と位置付けて、
今着々と準備を進めているようです。
41歳でもこのチャレンジ精神。
スゴすぎますよね。
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登山歴や受賞歴は?
平出さんは現在、世界的にも有名な登山家でありカメラマンですが、
その主な軌跡は次のとおりです。
2001年に未踏峰クーラカンリ東峰(7,381m)に初登頂(日本スポーツ賞を受賞)
2008年7月、同じICI石井スポーツ所属のプロ登山家竹内洋岳からの誘いで88,000峰のガッシャーブルムⅡ峰とブロードピークに
サポート兼カメラマンとして参加、連続登頂に成功。
2008年10月のカメット峰(7,756m/インド) 南東壁未踏ルート初登攀の
功績によって、パートナー谷口けいさんと共に
登山界のアカデミー賞とも言われる「第17回ピオレドール賞」を
日本人として初受賞。同功績により日本スポーツ賞も受賞。
山岳スキー競技選手権アジア選手権団体リレー優勝、個人バーチカル5位、
個人総合4位という成績も残しています。
2013年5月、ミウラエベレスト2013隊に参画し
三浦雄一郎さんの80歳でのエベレスト登頂を撮影。
2014年、NHKテレビ番組「グレートラバーズ」で
日本百名山一筆書きに挑戦した田中陽希さんに撮影スタッフとして同行。
翌年、続編の日本二百名山一筆書きにも撮影スタッフとして同行しました。
2015年12月、世界的な山岳登攀と独自の技法による撮影実績が讃えられ、
第17回秩父宮記念山岳賞を受賞した。
2017年2月には「誰にもまねできない冒険と撮影を両立している」として
第21回植村直己冒険賞を受賞。
2017年11月には同年の8月22日に達成した
シスパーレ (7,611m/パキスタン) 北東壁未踏ルート登攀の功績によって
平出のパートナーでもある中島健郎と共に
「第12回ピオレドールアジア賞」を受賞。
2018年には同功績で2度目のピオレドール賞となる
「第26回ピオレドール賞」を受賞した。
以上が主な登山歴と受賞歴です。
もちろん、これ以上に大小の山々に挑戦し、結果も残しています。
本当にすごい挑戦をたくさんしていて、
それに見合う数々の賞を受賞されていますね。
平出さんに家族はいる?
これまで独身だと思われていた平出さんですが、
実は奥さんと子ども2人のご家族がいらっしゃるようですね。
子どもは男の子と女の子。
奥さんは知人の紹介で知り合ったそうですね。
心配じゃないのか、と聞かれると、
「死にに行くわけではなく、登りたい山があるだけ。だから心配していない」
という、なんとも気持ち的に強い奥さんのようです。
山登りを仕事にするなんて、ご家族のサポートが必要ですよね。
信頼してサポートしてくれてるんでしょうね。
まとめ
今回な、世界的にも有名なクライマーであり、
また山岳写真家としても活動する、
平出和也さんについてリサーチしましたが
いかがだったでしょうか?
アルパインスタイルと呼ばれる
自分の力をしっかり使って山を登る平出さんは、
未踏のルートへの挑戦をこれからも続けて行くでしょう。
困難な環境に自ら身を置き、
それを乗り越えようと必死に頑張る。
山岳家ではない人も、その姿を見たら力づけられます。
今後の活躍に期待したいですね!
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