熊川智子(アドベンチャーワールド)は伝説のパンダ飼育員!その経歴と伝説と呼ばれる理由を調査!

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2020年8月17日放送のNHK「逆転人生」に
パンダ飼育員の熊川智子さんが出演されます!

 

熊川さんは、和歌山県にある「アドベンチャーワールド」で
飼育員をされているのですが、
伝説の飼育員と言われています。

 

伝説の飼育員?
いったいどんな人なんでしょうか?

 

なぜ伝説と呼ばれているの?

 

気になったので調べてみました。

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熊川智子さんの経歴とは?

熊川智子

https://www.nikkei.com/article/DGXLASJB22H1J_U5A720C1AA1P00/

熊川智子さんは1972年生まれで今年で48歳になる方です。
東京都のご出身ですね。

子どもの頃から動物が大好きで、
捨てられた犬や猫を見つけては拾ってきてしまったようで、
そのたびにご両親に叱られてしまったんだそうです。

 

自分が叱られるのが分かっていながら、
捨てられている子たちをそのまま見過ごせないなんて、
子どもの頃から本当に優しい性格だったんでしょうね。


ご出身が東京都ということで、
休みの日には上野動物園に通われていたそうです。
将来、動物に関わる仕事に就きたい」という想いも

このころから持っていたようですね。

 

そして、高校卒業後には、
都内の動物専門学校へ進学され、卒業されています。

 

具体的な学校名は公表がありませんでしたが、
実は高校性の頃には、動物に関わる仕事以外で
公務員への道も考えていたようです。


でも、高校性の時の先生に勧められて、
和歌山県のアドベンチャーワールドを訪れた際に、
動物に関わることができる飼育員の素晴らしさに触れて、
公務員をあきらめ、動物専門学校へ進まれたんだそうです。


昔からのやりたいことをやるために行動できるのは本当に素晴らしいですね!

 

もちろん、その道を示してくれた先生と
熊川さんの想いを受け止められる環境であるアドベンチャーワールドも
素晴らしいです。


そして、動物専門学校を卒業してアドベンチャーワールドに入社します。

 

最初から飼育員として働いていたか、というとそうではないようで、
入社1年目は遊園地で接客を学び、
2年目にはふれあい広場にて小動物の世話をしていたようです。

いきなり飼育員になるというのはなかなか難しいのでしょうね。


その後にカバや馬、ポニーを担当したときに恐ろしい事実が。
なんと、熊川さん、馬アレルギーであることが発覚

これは、飼育員としては致命的か・・・と悩まれたようです。

 

まあ、確かに悩みますよね。
アレルギーが出たら飼育員の仕事は難しいでしょうから・・・。

 

でも、そこではあきらめず、またご友人のサポートもあり、

なんとか仕事を続けたようです。


そして、その後はあこがれの飼育員として仕事をされて、
9年目の2003年に初めてパンダの飼育を担当することとなります。


そのころ、アドベンチャーワールドでは、
パンダの双子、隆浜(リュウヒン)と秋浜(シユウヒン)が生れていて、
熊川さんがこの双子を担当することなったんだそうです。


パンダは双子が生まれると、
本能的に強いほうの子を育て、
弱いほうは見捨てる、という習性があるようなんですが、
この隆浜と秋浜の親は、珍しいことに片方を見捨てることもなく
両方育てたんだそうです。


熊川さんも初めてのパンダ飼育を頑張って、
無事にこの二匹は成長しました。

どちらか一方を見捨てるなんて、
動物好きの熊川さんにはできなかったでしょうから、
本当に良かったですよね。


隆浜と秋浜は、どちらも現在中国の動物園で元気に暮らしているようです。
動物園の場所は違うようなので、少し寂しいかもしれませんが・・・。


そして熊川さんは3年間パンダの飼育を担当されましたが、
その後いったん飼育員ではなくなります。

 

別の部署へ異動するジョブローテーションだったようですが、
その後は営業、企画や広報の仕事に就いています。

 

その仕事も着実にこなしていき、
アドベンチャーワールドに貢献してきましたが、
研修の一環だと思いますが、2007年にアメリカのサンディエゴで

イルカショーの演出を学んだり
また、パンダ飼育を見学する機会に恵まれたそうです。


そこでパンダ飼育に対する想いが再燃し、
2012年にまたパンダ飼育員として仕事をすることになりました


そして現在に至るまで、パンダ飼育を担当され、
アドベンチャーワールドが
世界で最もパンダ繁殖の成果を出している」と言われるまでにしたのです。


パンダと言えば、中国かとは思いますが、
その中国ではなく、この日本の一動物園が
そのように評価されるのは、まさにこの熊川さんの頑張りがあったからこそ、なんでしょうね。

パンダ飼育法

https://www.jalan.net/news/article/340586/


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熊川智子さんが伝説の飼育員と言われる理由とは?

 

熊川智子さんが伝説の飼育員と言われるのはなぜなんでしょうか?

それは、難しいといわれるパンダの繁殖を次々と成功させてきたことから、
「伝説」の称号をつけられたようなんです。

 

どうして、そのように繁殖させることができたのか。
それは、その飼育方法に秘密があるようです。


その飼育方法とは、「白浜飼育法」。

アドベンチャーワールドは、パンダ飼育に力を入れていたようで、
熊川さんの経験を活かしつつ、

チームメンバー一丸となって繁殖を行っていったようなんですが、
その方法が今までにない方法だったようなんです。


その方法の肝が、「母と子のきずな」

 

どういうことかというと、
パンダの赤ちゃんは死亡率がとても高いようで、
通常だと、お母さんが授乳しないときは、
飼育員が赤ちゃんにミルクを与えるんだそう。

 

でも、熊川さんの飼育法である白浜飼育法は、
極力お母さんと子どもを引き離さないようにしたんだとか。

 

引き離すのは健康チェックや治療など、
仕方がないときのみ。

 

最低限の引き離しで、
お母さんが、仮に授乳をしないでいたとしても、
授乳するまで待ち続けるんだそうです。

 

お母さんパンダが授乳しやすいように、
子どもパンダを抱いた状態でご飯が食べられるように
口元に餌を持っていったりするそうです。


通常の飼育法は子どもパンダに重点を置いていたようですが、
この白浜飼育法はどちらかというとお母さんパンダに重点を置き、
かつお母さんと子どものきずなを強くするようにしたんですね。


自然のままだったら、
お母さんパンダが見捨ててしまう子どもパンダも
この白浜飼育法で親子のきずなが深まり、
それにより繁殖の成功率も上っていったんでしょう。
これは素晴らしい方法ですよね。


そのかいあってか、
アドベンチャーワールドでは、2020年時点で、
16頭のパンダが誕生するほど、繁殖に成功し、
世界でもっともパンダを繁殖させることができた、として
評価されているのですね。

 

熊川智子さんの家族は?結婚してる?

熊川智子さんは、伝説の飼育員として、
その業界ではかなり名前の知れた方ですが、
もちろん一般の方ですので、ご家族のことや
結婚されているか、などのプライベートの詳細は
公表されていませんでした。

 

残念ではありますが、当然といえば当然ですよね・・・。

 

ただ、ネット検索すると、
熊川智子さんで結婚についての単語がヒットしますので、
検索する方が多いようです。

 

これから何かしらの情報をつかんだ時には、
記事を更新していきたいと思います。

 

まとめ

今回は伝説のパンダ飼育員、熊川智子さんについて
調査してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

熊川さんは子どもの頃から動物好きであり、
パンダ飼育員として世界で最も繁殖させる方法として
母と子のきずなを大切にするところが、
本当に熊川さんの優しさが出ているな、と思いました。

 

今後も、さらにパンダ飼育員として、
パンダの繁殖を成功させていくことでしょう。


アドベンチャーワールドに行かれて、
熊川さんたちの努力の結晶であるパンダを観るのも
良いと思いますよ!
(今はコロナ禍であるので、入園時間の制限があるようです。

気を付けてくださいね。)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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