3月3日TBS系「情熱大陸」で放送予定の
銭湯イラストレーター塩谷歩波(えんやほなみ)さんが
今、注目を集めています。
銭湯イラストレーター?
聞きなれないジャンルですが、
一体どんな風にこの銭湯イラストレーターとなり、
どんな絵を描いているのでしょうか。
塩谷歩波さんについて調査してみました。
塩谷歩波さんのプロフィール
塩谷歩波さんは1990年東京生まれの28歳。
2015年に早稲田大学大学院(建築学専攻)を修了後、
都内の某設計事務所に勤務します。
しかし、体調を崩し退職・・・。
設計事務所というと外見はとてもお洒落な仕事のように見えますが、
実は仕事自体がけっこう激務だったりしますし、
しかも大工などの職人やお客さんを相手にするのは、
気難しい人も多いので、
精神をすり減らすことが多いんですよね。
真面目で几帳面な性格の塩谷さんですから、
きっと真面目に仕事を頑張りすぎて
心身ともに疲れ果ててしまったのではないでしょうか。
そして、退職後に健康になるために良いということで、
温泉や銭湯を勧められて、いわゆる「湯治」を開始したようです。
これが塩谷さんと銭湯との運命的な出合いだったわけですね!
そして健康になった塩谷さんがお世話になった銭湯に恩返しをするため、
ということで描き始めたのが、「銭湯イラスト」ということなのです。
体調不良が出合ったきっかけだなんて、
まさに不幸中の幸い、怪我の功名?というところでしょうか。
この体調不良がなければ、
きっと銭湯イラスト、というジャンルも、
言葉さえも生まれていなかったことでしょう。
そう考えると巡り合わせというのは不思議なものですよね。
銭湯イラストレーターってどんな絵を描くの?
ところで銭湯イラストレーターってどんな絵を描くんでしょうか?
聞きなれないジャンルなので
イメージが湧きづらいですよね。
銭湯に通う人のイラストとかでしょうか?
それとも銭湯の壁に富士山の絵を描くようなお仕事?
いえいえ、それらとは全く違います。
実は、塩谷さんが描く銭湯イラストとは、
銭湯そのものを独特の図法で図解するイラストを描くことを言います。
このイラストを描くのが銭湯イラストレーターということなのですね。
これは新しいジャンルですね。
この銭湯イラストは、
ご自身が大学で学んだアイソメトリックという建築図法で、
銭湯を俯瞰的に描いた「銭湯図鑑」として描き始めたのが
始まりだったのです。
これまで、日本各地の200軒以上の銭湯に取材に行き、
独特の温かみある絵柄と塩谷さんご自身が入浴した感想を
SNSにアップしていましたが、これが大評判となり、
今では、雑誌やWEBでの連載依頼が後を絶たないと言います。
塩谷さんの銭湯の紹介の仕方は本当に独特で、
「泣きにいく銭湯」「お腹がすく瀬藤」などなど、
センスが光るものばかり。
銭湯についてこんな魅力的な紹介のされ方は
今までなかったでしょうから、
今まであまり銭湯に行かなかった人も
銭湯に行ってみたくなっちゃいますよね。
銭湯イラストレーターの他にも・・・
塩谷さん、実は銭湯イラストレーターの他に、
東京高円寺にある銭湯「小杉湯」の番頭もこなしています!
イラストレーターとしての報酬はそこまで高くは無いでしょうから、
実はこの番頭のお仕事のほうが本業なのかもしれませんね。
もちろん、銭湯への愛が強い塩谷さんのことですから、
イラストレーターの活動も楽しいでしょうが、
根底にあるのは、銭湯へ貢献することという気持ちがあると思うので、
番頭、銭湯イラストレーターのどちらも
銭湯への貢献ということからいったら本業といえるでしょう。
この小杉湯で毎日番頭として働く中で、
一日限定の珈琲風呂などの企画もこなします。
珈琲風呂は珈琲豆を使った本格派。
お肌がスベスベになりそうです。
企画をすることで銭湯にお客さんが沢山くれば、
お世話になった銭湯へも貢献することができるというものですよね。
気になる彼氏、結婚は・・・
活躍されている塩谷さんについて、
彼氏や結婚しているかなど、気になる人も多いのではないでしょうか。
調べてみたところ、
彼氏や結婚しているなどの情報は
見つかりませんでした。
ただ、外見もかわいい塩谷さんですから、
きっと周りの人もほっておかないでしょう。
番頭として働いいている銭湯の常連さんにも
かなりの人気があると思います。
公にされていないだけで、
きっと大切な人もいらっしゃるでしょうし。
もしかしたら、銭湯への愛が強いから、
「銭湯が恋人」という状況に今はなっているのかもしれませんね。
あ、銭湯への愛は深い塩谷さんですが、
すっぴんは絶対に見せないそうです!
銭湯にはどうやって入ってるんでしょう・・・?
まとめ
銭湯への愛が強くて、
銭湯イラストレーター、番頭と、
銭湯へ貢献したいという気持ちが強いことが良くわかりました。
一日の終わりには小杉湯につかり、
疲れを癒すとともに、
銭湯への愛を確認する塩谷さん。
これからも、銭湯への愛を高め、
日本の銭湯すべてに貢献するような
温かみのあるイラストを描いていってくれることでしょう!
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