2019年5月から、
皇太子さまが天皇即位されることで
元号が変わりますね。
今現在の「平成」から、
どんな元号に変わるのか
ネットでもリアルでも
いろいろな予想や候補について
話題沸騰です。
新しい元号は、これから続く世の中を
象徴させる文字でなければならないため、
元号を作る作業はとても難しいことになりそうです。
あと3ヶ月後に迫った新元号について、
巷に溢れる候補や予想がどんなものであるのか、
調べてみました。
元号ってどうやってつける?条件は?
そもそも元号ってどうやってつけているのでしょうか。
つけるための条件ってあるのでしょうか。
実は条件はあります。
その条件とは、元号は、読みやすい、二文字の漢字で
作られることになっています。
これまでの元号を見てみると、
たしかに二文字で作られていますよね。
この二文字という少ない文字の中でも、
いろいろな想いが込められて付けられているようです。
ただ、基本的な条件はこれくらいで、
あとはつけるのにNGな文字に気を付けて
つけられているようです。
基本的な条件はあまりなさそうですので、
後は、より良い時代とするためにも、
意味をしっかりと考えてつけるのみといったところでしょうか。
付けるのがNGである文字はあるのでしょうか。
元号をつけるための要件としては今まで見てきたとおりのようですが、
他に元号の漢字に使ってはいけない文字があります。
なぜ、つけてはいけないのか。
その理由としては次のようなものがあるようですね。
・今までに使われていない漢字
・直近の元号の頭文字のアルファベットが異なる漢字
という2点が検討のときに重要視されているようです。
同じ漢字を使ってしまったら、
せっかくの新しい元号が、その以前の元号に
ひっぱられてしまいそうですので、
使われたことがのない文字をしようするほうが良いですね。
また、同じアルファベットの文字だとすると、
たしかにちょっと都合が悪いですよね。
なぜかというと、書類を書くときに、生年月日など、
元号の頭文字のアルファベットを
丸で囲むことがあったりしますが、
同じアルファベットだったら
どちらがどちらの元号か
わからなくなってしまいます。
というわけで、
使ってはいけない理由としては、
今までの年号と見分けがつかなくなる可能性があるので不都合、
ということなのでしょうね。
予想される「字」候補は・・・
巷には次の元号の漢字がいろいろと予想されています。
もちろんそれは当てずっぽうではなくて、
ちゃんとした予想理由があるようですね。
そのいくつかを紹介しましょう。
①平
「平和」や「和平」を予想する人が多いのは、
平和な状態を願う人が多い現れでしょうね。
確かに予想されることが多いですが、
「平和」については、アルファベットが現行元号と同じ「H」と
なってしまうため、
実現することは少し難しいかもしれませんね。
②安
「安九」「安泰」「安寧」が予想として多いようです。
他にも「安長」「安化」「安延」などがありました。
この「安」も①「平」の後に多いのは、
安心して暮らせる世の中を希望している人が多いからでしょう。
「安」はとても多くの人が予想しているだけあって、
最有力な候補のうちの一つ、と言えます。
新元号にその願いを託したい、という気持ちの表れですね。
③未来・新生
新たな始まりといった雰囲気が出ているものも
予想されている文字としては多いですね。
未来がより良いものであるように、
また、新しく始まり、次の世代を輝かしいものにしたい、
という想いが色濃く出ているものと言えるでしょう。
④希望
これも③と同じように、未来を感じさせるものではありますが、
希望に満ち溢れた世の中になってほしいという
強い想いで元号の予想漢字に登場しているようです。
あまり良くないニュースに溢れる現代だからこそ、
希望をもって進める新しい世の中が切望されているのですね。
⑤自由
今まで見てきたものとは少し毛色が違うのですが、
「自由」も多い予想漢字ですね。
私個人的には「自由」という言葉が好きなので、
この元号になれば嬉しい限りです。
自由に世の中を生きたい、という人が多いのは
現代にかなりの閉塞感があるからでしょうか。
実際に付けるとなると少し違和感があるので、
現実にはならないかもしれませんが、
「自由」に世の中を生きれるくらいに
良い世の中になってほしいものですね。
いかがだったでしょうか?
民間で多い、新元号の予想漢字を見てきましたが、
やはり心安らかに平和に過ごしたい、という想いで漢字を予想される人が
多いことがよくわかりました。
戦争のない平和な時代であった「平成」の後の新元号の時代も
皆が平和で健やかに過ごせる世の中となるような
元号をつけてほしいものですね。
新元号が発表されるのは2か月後の2019年4月1日とされていますので、
もうそろそろ発表の準備が整ったころでしょう。
明治、大正、昭和、平成、と続いてきた元号に
新たに仲間入りするのは元号に予想された文字は入っているのでしょうか。
楽しみに待ってみたいですね。
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